海外宣教連絡協力会(JOMA)発行の、世界宣教カレンダー。
教会の掲示板などにはってあるところも多いのでは。
KGK事務所の掲示物にはなかったので、集会室の各委員会の戸棚の扉にはっています。
JOMAに加盟している団体から派遣されている宣教師のみなさんが載っています。
世界宣教を祈り覚える際に、どんな働き人がいるのかなど、ご参考ください。
各宣教師のお名前の下には、どういった働きをされているのかも記載されています。
識字教育、スポーツ伝道、聖書翻訳、医療宣教、教会開拓、ディアスポラ伝道、などなど。
国ごとの記載なので、特別に心に留まる国があるならば、派遣されている方や働きを覚えて祈るということもできると思います。
by Yukiko
2012/03/30
2012/03/19
ジャカルタでの祈祷会
ジャカルタにある教会の祈祷会に招かれてきました。
Gereja Kristus Ketapang、クタパンキリスト教会です。
約1600人の会員がおり、日曜礼拝に出席する主なメンバーは1000人ほどです。
日曜学校の子供の数は約300人、5人の牧師と、6人のフルタイムワーカーがいます。
毎月火曜日の祈祷会は出席者30~60人の大規模な教会です。
インドネシアではここ数百年のうちに多くの教会が焼き討ちに遭いました。
日本でもニュースになり、耳にしたことがあるという人も多いと思います。
このクタパンキリスト教会もその一つで、中東のイスラムから刺激を受けたインドネシア人ムスリム(イスラム教徒)によって教会を焼かれました。
インドネシアのイスラムは他アジア諸国のイスラムや、中東のイスラムと比較してかなり温厚です。
一部のイスラム教徒は、(イスラム教ならではな)厳格さが著しくかけている、と言います。
また、(ムスリムとして)だらしがない、と言葉にする人さえいます。
そんなインドネシア人ムスリムの人々ですが、人口の80%以上を占める彼らの中には中東からの刺激によって過激派化するケースも少なくはないようです。
このクタパンキリスト教会も焼き討ちに遭い、教会が全焼しました。
教会員の祈りによって献金とまとまった大きな土地とが奇跡的に与えられ、今の教会を形作っています。
私たちが出席した祈祷会は、参加者はだいたい50人ほどでしょうか。
この教会は、教会派遣により国内外に多くの宣教師を派遣しているほか、教会による組織で国内のプアコミュニティ、農村コミュニティへの働きを大きく展開していますので、みなさんがとても熱心に耳を傾けてくださいました。
45分間の中で分かち合ったことは大きく分けて3つです。
①日本人若者クリスチャンのムーブメント
②日本の教会の祈祷課題
③震災の状況
①では全国規模の学生クリスチャンへのフェローシップをあげました。
CCC、KGK、Hi-b.a.です。
今では一番身近なKGKの活動や理念を紹介しながら、祈祷課題を挙げてきました。
また、「宗教を持たない日本人」について触れてきました。
現代都市こそ増えてはいるようですが、アジアの社会に出て宗教を何も持たないという人は基本的にはいません。
インドネシアでは、政府も含め多くがイスラム教徒ですが、イスラム教国家ではありません。
宗教の自由が認められ、5つの宗教(イスラム、プロテスタント、カトリック、ヒンドゥー、仏教)から1つを選択するようにと定められています。
みなさんのfacebookの写真を拝借しました。ありがとうございます。
②の日本の教会についてです。
日本の教会数(プロテスタントのみ)を挙げ、出席者数もあげました。
どの項目においてもそうですが、事情全部を説明し、理解に達してもらうことは無理です。
日本の諸教会が直面する、目に見える形での問題をピックアップしました。
もしこれ以上のことを祈る必要に召される方がいるなら、主がその機会を備えられるだろうという期待を持って。
経済の必要、奉仕者の満たし、牧会者の必要(献身者)、です。
身近に感じていただくために、私の母教会を例に挙げました。
ピックアップした祈祷課題の3つにおいて、まさに渇きを覚えている教会です。
そして、①のときにもあげましたが、異端の働きが活発な日本において、日本の教会が弱ることのないようにということも挙げました。
③の震災の状況について。
世界中でニュースにされとはいえ、日本人でさえも震災の痛みを忘れかけている点がうかがえる今日です。
youtubeにアップされた動画を編集し、地震と津波の様子を見せました。
私は震災ボランティアに行ったことがないので、実際に目で見たことをお伝えはできません。
クラッシュ・ジャパンで働く友人の話を思い起こしながら、特に日本の政府のために覚えて祈っていただけるよう強調しました。
本当に必要なことなんなのか、何を整えるべきなのか、主の知恵があるようにということを祈っていただきました。
そして多くの人が渇いています。
神がいるとすれば、なぜこのようなことに直面させられるのか?そのような反発的な疑問を抱えている人がいる反面、多くの人が「祈り」をささげています。
その祈りはどこへ向かうものなのか。
そんなことを一緒に想像していただきながら分かち合いました。
ユニセフが共有している動画です。
みなさんにもぜひ観てもらいたいのでシェアします。
日本語バージョンはこちら→
http://www.youtube.com/watch?v=liJPOxPT1-o
英語バージョンはこちら→http://www.youtube.com/watch?v=hQB-V6-DwWU
感謝が二つありました。
1つは、直前に通訳者がたてられたことです。
英語で準備をし、必要に応じて友人がインドネシア語へ通訳する、という予定でいました。
ところが祈祷会15分前に、茨城県で学び、12~14年間日本で暮らしたという教会員の男性にお会いしました。
大学で学んだほどですから、語彙力も豊富です。
友人の提案により、急遽私が日本語で、教会員の方が日本語からインドネシア語へ通訳という形に変更されました。
これはとても大きな力です。
日本語での発表により、予定になかった情報まで盛り込みながら腰を据えて語ることができました。
お仕事帰りでお疲れの彼でしたが、祈祷会中の通訳までしてくださり、みなさんの祈りに涙が出た私でした。
2つ目は、大きな献金をいただいたことです。
通常の祈祷会通りの献金の時でしたが、これをすべて働きのために、と言われたとき、そして部屋に帰って封筒を開けて、その額の大きさに驚きました。
祈り、相談を持って、これを分割して献金することにしました。
教会のみなさんは、由紀子さんの働きのために、と言ってくださいましたが、私は学生であり働きを持たないこと、そして祈りの中でどこでこの献金を必要とされているのかを考えた末に出た結論で、一部はクタパン教会への献金にしました。
一部はKGKへの献金にすることを決めました。主に地方地区をささげたいと願っています。
換金を含めて、この献金処理も残っています。
必要とされるところへふさわしく届けられますように。
祈祷会での奉仕のために祈ってくださった方、ありがとうございました。
by Yukiko
Gereja Kristus Ketapang、クタパンキリスト教会です。
約1600人の会員がおり、日曜礼拝に出席する主なメンバーは1000人ほどです。
日曜学校の子供の数は約300人、5人の牧師と、6人のフルタイムワーカーがいます。
毎月火曜日の祈祷会は出席者30~60人の大規模な教会です。
インドネシアではここ数百年のうちに多くの教会が焼き討ちに遭いました。
日本でもニュースになり、耳にしたことがあるという人も多いと思います。
このクタパンキリスト教会もその一つで、中東のイスラムから刺激を受けたインドネシア人ムスリム(イスラム教徒)によって教会を焼かれました。
インドネシアのイスラムは他アジア諸国のイスラムや、中東のイスラムと比較してかなり温厚です。
一部のイスラム教徒は、(イスラム教ならではな)厳格さが著しくかけている、と言います。
また、(ムスリムとして)だらしがない、と言葉にする人さえいます。
そんなインドネシア人ムスリムの人々ですが、人口の80%以上を占める彼らの中には中東からの刺激によって過激派化するケースも少なくはないようです。
このクタパンキリスト教会も焼き討ちに遭い、教会が全焼しました。
教会員の祈りによって献金とまとまった大きな土地とが奇跡的に与えられ、今の教会を形作っています。
私たちが出席した祈祷会は、参加者はだいたい50人ほどでしょうか。
この教会は、教会派遣により国内外に多くの宣教師を派遣しているほか、教会による組織で国内のプアコミュニティ、農村コミュニティへの働きを大きく展開していますので、みなさんがとても熱心に耳を傾けてくださいました。
45分間の中で分かち合ったことは大きく分けて3つです。
①日本人若者クリスチャンのムーブメント
②日本の教会の祈祷課題
③震災の状況
①では全国規模の学生クリスチャンへのフェローシップをあげました。
CCC、KGK、Hi-b.a.です。
今では一番身近なKGKの活動や理念を紹介しながら、祈祷課題を挙げてきました。
また、「宗教を持たない日本人」について触れてきました。
現代都市こそ増えてはいるようですが、アジアの社会に出て宗教を何も持たないという人は基本的にはいません。
インドネシアでは、政府も含め多くがイスラム教徒ですが、イスラム教国家ではありません。
宗教の自由が認められ、5つの宗教(イスラム、プロテスタント、カトリック、ヒンドゥー、仏教)から1つを選択するようにと定められています。
みなさんのfacebookの写真を拝借しました。ありがとうございます。
②の日本の教会についてです。
日本の教会数(プロテスタントのみ)を挙げ、出席者数もあげました。
どの項目においてもそうですが、事情全部を説明し、理解に達してもらうことは無理です。
日本の諸教会が直面する、目に見える形での問題をピックアップしました。
もしこれ以上のことを祈る必要に召される方がいるなら、主がその機会を備えられるだろうという期待を持って。
経済の必要、奉仕者の満たし、牧会者の必要(献身者)、です。
身近に感じていただくために、私の母教会を例に挙げました。
ピックアップした祈祷課題の3つにおいて、まさに渇きを覚えている教会です。
そして、①のときにもあげましたが、異端の働きが活発な日本において、日本の教会が弱ることのないようにということも挙げました。
③の震災の状況について。
世界中でニュースにされとはいえ、日本人でさえも震災の痛みを忘れかけている点がうかがえる今日です。
youtubeにアップされた動画を編集し、地震と津波の様子を見せました。
私は震災ボランティアに行ったことがないので、実際に目で見たことをお伝えはできません。
クラッシュ・ジャパンで働く友人の話を思い起こしながら、特に日本の政府のために覚えて祈っていただけるよう強調しました。
本当に必要なことなんなのか、何を整えるべきなのか、主の知恵があるようにということを祈っていただきました。
そして多くの人が渇いています。
神がいるとすれば、なぜこのようなことに直面させられるのか?そのような反発的な疑問を抱えている人がいる反面、多くの人が「祈り」をささげています。
その祈りはどこへ向かうものなのか。
そんなことを一緒に想像していただきながら分かち合いました。
ユニセフが共有している動画です。
みなさんにもぜひ観てもらいたいのでシェアします。
日本語バージョンはこちら→
http://www.youtube.com/watch?v=liJPOxPT1-o
英語バージョンはこちら→http://www.youtube.com/watch?v=hQB-V6-DwWU
感謝が二つありました。
1つは、直前に通訳者がたてられたことです。
英語で準備をし、必要に応じて友人がインドネシア語へ通訳する、という予定でいました。
ところが祈祷会15分前に、茨城県で学び、12~14年間日本で暮らしたという教会員の男性にお会いしました。
大学で学んだほどですから、語彙力も豊富です。
友人の提案により、急遽私が日本語で、教会員の方が日本語からインドネシア語へ通訳という形に変更されました。
これはとても大きな力です。
日本語での発表により、予定になかった情報まで盛り込みながら腰を据えて語ることができました。
お仕事帰りでお疲れの彼でしたが、祈祷会中の通訳までしてくださり、みなさんの祈りに涙が出た私でした。
2つ目は、大きな献金をいただいたことです。
通常の祈祷会通りの献金の時でしたが、これをすべて働きのために、と言われたとき、そして部屋に帰って封筒を開けて、その額の大きさに驚きました。
祈り、相談を持って、これを分割して献金することにしました。
教会のみなさんは、由紀子さんの働きのために、と言ってくださいましたが、私は学生であり働きを持たないこと、そして祈りの中でどこでこの献金を必要とされているのかを考えた末に出た結論で、一部はクタパン教会への献金にしました。
一部はKGKへの献金にすることを決めました。主に地方地区をささげたいと願っています。
換金を含めて、この献金処理も残っています。
必要とされるところへふさわしく届けられますように。
祈祷会での奉仕のために祈ってくださった方、ありがとうございました。
牧師、奉仕者、通訳者、友人たちと |
2012/03/17
中央ジャワのミニストリーを紹介します
少し、私の友人のミニストリーの話しです。
私が参加してきたミニストリーの一部を紹介します。
友人との再会の意も込めて、中央ジャワの都市、プルヲクルトに立ち寄ってきました。
ここに住む私の友人とは、互いにシスターと呼び合う親愛なる友、Niaです。
彼女は1年半前まで、約7年間ジョグジャカルタという都市でプロカンタスの重荷を負い、主に高校生への働きに携わってきました。
しかし、中国系イスラム教徒のお父さんの大反対がついに爆発し、ある日故郷であるプルヲクルトに戻ってくるようにとの電話を受けました。
帰郷後は、厳しい親の反対を受け、故郷から一番近いプロカンタスのアクティビティにさえ参加することが許されませんでした。
1年間悩みながらただひたすら耐えて主に祈り続けた彼女に与えられたのは同じビジョンを持った同労者、Denniでした。
この同労者に励まされ、Niaは時間のゆるされるときにDenniとともにバイブルスタディーを導く奉仕に出かけられるようになりました。
Denniは英語の教師をしており、英語がとても堪能です。
そして同時に主への献身にとても熱心な人です。
アメリカから宣教師として来ているKyleがインドネシア人を励ましたいと願っているビジョンと、Denniの英語を用いて人々に証したいと願っているビジョンとが一致し、彼らは今英会話をキーワードにミニストリーを導いています。
彼が今リードしている主なミニストリーは、英会話クラスと、ミッション系中高校での英語クラスです。
私はその両方に参加させていただきました。
こちらはミッション系中学での英語のクラス。
Denniとともにミニストリーを導く数名がともに参加し、複数のクラスに分かれてクラスを導きます。
英語で簡単な賛美を教えます。
ゲームをするときにその曲を歌いながらする。
今回は日本語の賛美を教えてほしいと頼まれ、「海と空」をみんなで歌って覚えてきました。
一人が救いの証を、私が日本についてを英語で紹介しました。
インドネシアではドラえもんやナルトも有名ですが、なんといっても話題はAKB48。
中学生もヘビロテ?というやつを歌えます。(私のほうが知らないかも)
Denniのミニストリーは、単にキリストを言葉で証するだけではありません。
このクラスの中学生たちのように、両親の選択によってたまたまキリスト教に結びついているというインドネシア人は多くいます。
各自が意識的に救いの確信を受け取ることができるよう配慮しながら語りかけます。
こちらのミニストリーは年齢制限のない英会話クラス。
今回は大学生は休日、中高生はテストがある日だったため、参加者は見込めないだろうとの状況の中で集まってきた参加者たち。
初めて来た学生の中にイスラム教徒もいました。
みなが、「英語を学ぶ機会はあるけど、話すことを通してスキルアップを図りたい」と来ています。
インドネシアはイスラムを国教として認めてはいませんので、公式の場で宗教によって差別が起こるということは表面上ではないことになっています。
しかし、宗教を変える、特にイスラム教徒からキリスト教徒に変わるということは、家族を捨てる決断とほぼ同一です。
他のアジア諸国においても言えることです。
宗教が人々の絆そのものであり、人々のアイデンティティそのものなのです。
逆にキリスト教徒がイスラム教徒になるということは、おかしで言うおまけがついてくるほど待遇されることで、どこからも批判を浴びることはありません。
一般の大学では、多数派が故に自然と大学内にモスク(イスラム教徒の祈りのスペース)があります。
キリスト教徒の家族に生まれ育ちながら、個人的な救いにたどり着かず、大学生活の中でイスラムに身近に触れることを通して改宗する人も少なくはないと聞きます。
イスラム教徒に見られる特徴的な救われ方があります。
それは夢にイエス様が出てくる、というものです。
夢の中でイエス様に「わたしに従いますか」と問われ、目覚めて決心するというイスラム教徒がいます。
インドネシアに限らず、イスラム教圏であればそのように救われた人がいます。
先に書いたように、救われてからが試練ですが。
私自身が感じることですが、インドネシアをとっていうなら、この国には新しく種を蒔く直接的な働きをする器より、すでにある信仰者を励ます働きの器が重要です。
もともとクリスチャン人口の少ない国ですが、その中でもキリスト者として生きていくのに危機感を覚える自覚的なクリスチャンは多くないからです。
Denniのような人を見ると、広いこの国の中の地方都市の片隅で沸騰しているやかんのようにしか思えませんが、その志をたてさせているのも主なのだ、ということを覚えさせられます。
by Yukiko
私が参加してきたミニストリーの一部を紹介します。
友人との再会の意も込めて、中央ジャワの都市、プルヲクルトに立ち寄ってきました。
ここに住む私の友人とは、互いにシスターと呼び合う親愛なる友、Niaです。
彼女は1年半前まで、約7年間ジョグジャカルタという都市でプロカンタスの重荷を負い、主に高校生への働きに携わってきました。
しかし、中国系イスラム教徒のお父さんの大反対がついに爆発し、ある日故郷であるプルヲクルトに戻ってくるようにとの電話を受けました。
帰郷後は、厳しい親の反対を受け、故郷から一番近いプロカンタスのアクティビティにさえ参加することが許されませんでした。
1年間悩みながらただひたすら耐えて主に祈り続けた彼女に与えられたのは同じビジョンを持った同労者、Denniでした。
この同労者に励まされ、Niaは時間のゆるされるときにDenniとともにバイブルスタディーを導く奉仕に出かけられるようになりました。
左から、Denny、友人、Nia、私 |
Denniは英語の教師をしており、英語がとても堪能です。
そして同時に主への献身にとても熱心な人です。
アメリカから宣教師として来ているKyleがインドネシア人を励ましたいと願っているビジョンと、Denniの英語を用いて人々に証したいと願っているビジョンとが一致し、彼らは今英会話をキーワードにミニストリーを導いています。
彼が今リードしている主なミニストリーは、英会話クラスと、ミッション系中高校での英語クラスです。
私はその両方に参加させていただきました。
こちらはミッション系中学での英語のクラス。
Denniとともにミニストリーを導く数名がともに参加し、複数のクラスに分かれてクラスを導きます。
英語で簡単な賛美を教えます。
ゲームをするときにその曲を歌いながらする。
今回は日本語の賛美を教えてほしいと頼まれ、「海と空」をみんなで歌って覚えてきました。
一人が救いの証を、私が日本についてを英語で紹介しました。
インドネシアではドラえもんやナルトも有名ですが、なんといっても話題はAKB48。
中学生もヘビロテ?というやつを歌えます。(私のほうが知らないかも)
Denniのミニストリーは、単にキリストを言葉で証するだけではありません。
このクラスの中学生たちのように、両親の選択によってたまたまキリスト教に結びついているというインドネシア人は多くいます。
各自が意識的に救いの確信を受け取ることができるよう配慮しながら語りかけます。
同じクラスをリードしたDenni(ギター持ってる人)とその仲間たち |
こちらのミニストリーは年齢制限のない英会話クラス。
今回は大学生は休日、中高生はテストがある日だったため、参加者は見込めないだろうとの状況の中で集まってきた参加者たち。
初めて来た学生の中にイスラム教徒もいました。
みなが、「英語を学ぶ機会はあるけど、話すことを通してスキルアップを図りたい」と来ています。
インドネシアはイスラムを国教として認めてはいませんので、公式の場で宗教によって差別が起こるということは表面上ではないことになっています。
しかし、宗教を変える、特にイスラム教徒からキリスト教徒に変わるということは、家族を捨てる決断とほぼ同一です。
他のアジア諸国においても言えることです。
宗教が人々の絆そのものであり、人々のアイデンティティそのものなのです。
逆にキリスト教徒がイスラム教徒になるということは、おかしで言うおまけがついてくるほど待遇されることで、どこからも批判を浴びることはありません。
一般の大学では、多数派が故に自然と大学内にモスク(イスラム教徒の祈りのスペース)があります。
キリスト教徒の家族に生まれ育ちながら、個人的な救いにたどり着かず、大学生活の中でイスラムに身近に触れることを通して改宗する人も少なくはないと聞きます。
イスラム教徒に見られる特徴的な救われ方があります。
それは夢にイエス様が出てくる、というものです。
夢の中でイエス様に「わたしに従いますか」と問われ、目覚めて決心するというイスラム教徒がいます。
インドネシアに限らず、イスラム教圏であればそのように救われた人がいます。
先に書いたように、救われてからが試練ですが。
私自身が感じることですが、インドネシアをとっていうなら、この国には新しく種を蒔く直接的な働きをする器より、すでにある信仰者を励ます働きの器が重要です。
もともとクリスチャン人口の少ない国ですが、その中でもキリスト者として生きていくのに危機感を覚える自覚的なクリスチャンは多くないからです。
Denniのような人を見ると、広いこの国の中の地方都市の片隅で沸騰しているやかんのようにしか思えませんが、その志をたてさせているのも主なのだ、ということを覚えさせられます。
おまけ。アメリカ人宣教師Kyle(右)と一緒に天然足湯へ |
by Yukiko
インドネシアFES、プロカンタスを訪問しました
2月下旬、インドネシアIFES、その名もプロカンタス(http://www.perkantas.net/)のジャカルタオフィスを訪問してきました。
プロカンタスはKGKと同じく全国規模の学生フェローシップですが、KGKで地区によって活動が異なるように、ジャワ島ならジャカルタ、ボゴール、ジョグジャカルタ、などと都市毎にオフィスがあり、それぞれの地区活動になっています。
私が今回訪問したのはジャカルタオフィスで、お話を聞けたのもジャカルタを中心とする活動です。
オフィスに到着すると、プロカンタスの卒業生であり、卒業後にフルタイムスタッフをしている数人がミーティングをしていました。
KGKのことを簡潔に紹介し、なぜオフィス訪問をしたのか、プロカンタスとどのようなコンタクトをとっていきたいと願っているかなどを話しました。
突然の訪問すぎて(友達がコンタクトをとっていてくれたはずなんだけど・・・笑)、プロカンタスメンバーが状況について来れずに沈黙が続くので、こちらからKGKの話をしてみました。
近頃、ノンクリスチャンホームの背景からKGKへ集う学生がよく見受けられます。
学生時代にKGKに関わっていた先輩クリスチャンの、「え、聖研にノンクリスチャンも参加者いるの?昔はあんまりなかったけど!」という驚きの声もよく耳にするので、恐らく近年増えてるんだと思う。
これは一つ、日本の青年クリスチャンたちの現状を表す一つかな、と思い、話してみました。
プロカンタスではほとんどがクリスチャンホームの背景から集う学生で、その他仏教の背景を持った学生がちょっと、イスラムの背景を持った学生はその半分程度なのだそうです。
私の個人的な印象では、
☆弟子訓練の延長線上にある実践的な伝道の存在が色濃い、活動そのものが直接的に伝道に関連して企画・運営されるKGK
☆弟子訓練の要素が中心的であり、活動が伝道に間接的に関連して企画・運営されるプロカンタス
というところでしょうか。(わかりにくい?)
プロカンタスに集う学生たちの活動も、KGKの学生と同じように聖研や集会などですが、その企画・運営には卒業生スタッフが関わるのだそうで、やはりKGKの「学生主体」という柱は特徴的だと感じました。
また、オフィスには学生はめったに来ません。
KGKの学生にとってのKGK事務所は、プロカンタスの学生にとって個々のキャンパスにほぼ完全に一致するようです。
少しずつプロカンタスメンバーからの質問が出始めようとしたところでタイムアップ。
もう少し話を続けたかったようですが、惜しさで終わらず、今後も交わりを続けていく意義の一つにもなったと感じています。
今回会ってくださったみなさんです。
左から、卒業生スタッフのアブラハム、フルタイムスタッフのリナ、私、友人、卒業生スタッフのアルネリア、友人2人、です。
リナさんから、プロカンタスの賛美CDをいただきました。
インドネシア語です。
帰りの車の中で、友人たちが一斉に熱唱し始めた曲もあったので、インドネシアでメジャーなインドネシアワーシップソングが入っているもののようです。
by Yukiko
プロカンタスはKGKと同じく全国規模の学生フェローシップですが、KGKで地区によって活動が異なるように、ジャワ島ならジャカルタ、ボゴール、ジョグジャカルタ、などと都市毎にオフィスがあり、それぞれの地区活動になっています。
私が今回訪問したのはジャカルタオフィスで、お話を聞けたのもジャカルタを中心とする活動です。
オフィスに到着すると、プロカンタスの卒業生であり、卒業後にフルタイムスタッフをしている数人がミーティングをしていました。
KGKのことを簡潔に紹介し、なぜオフィス訪問をしたのか、プロカンタスとどのようなコンタクトをとっていきたいと願っているかなどを話しました。
突然の訪問すぎて(友達がコンタクトをとっていてくれたはずなんだけど・・・笑)、プロカンタスメンバーが状況について来れずに沈黙が続くので、こちらからKGKの話をしてみました。
近頃、ノンクリスチャンホームの背景からKGKへ集う学生がよく見受けられます。
学生時代にKGKに関わっていた先輩クリスチャンの、「え、聖研にノンクリスチャンも参加者いるの?昔はあんまりなかったけど!」という驚きの声もよく耳にするので、恐らく近年増えてるんだと思う。
これは一つ、日本の青年クリスチャンたちの現状を表す一つかな、と思い、話してみました。
プロカンタスではほとんどがクリスチャンホームの背景から集う学生で、その他仏教の背景を持った学生がちょっと、イスラムの背景を持った学生はその半分程度なのだそうです。
私の個人的な印象では、
☆弟子訓練の延長線上にある実践的な伝道の存在が色濃い、活動そのものが直接的に伝道に関連して企画・運営されるKGK
☆弟子訓練の要素が中心的であり、活動が伝道に間接的に関連して企画・運営されるプロカンタス
というところでしょうか。(わかりにくい?)
プロカンタスに集う学生たちの活動も、KGKの学生と同じように聖研や集会などですが、その企画・運営には卒業生スタッフが関わるのだそうで、やはりKGKの「学生主体」という柱は特徴的だと感じました。
また、オフィスには学生はめったに来ません。
KGKの学生にとってのKGK事務所は、プロカンタスの学生にとって個々のキャンパスにほぼ完全に一致するようです。
少しずつプロカンタスメンバーからの質問が出始めようとしたところでタイムアップ。
もう少し話を続けたかったようですが、惜しさで終わらず、今後も交わりを続けていく意義の一つにもなったと感じています。
今回会ってくださったみなさんです。
左から、卒業生スタッフのアブラハム、フルタイムスタッフのリナ、私、友人、卒業生スタッフのアルネリア、友人2人、です。
リナさんから、プロカンタスの賛美CDをいただきました。
インドネシア語です。
帰りの車の中で、友人たちが一斉に熱唱し始めた曲もあったので、インドネシアでメジャーなインドネシアワーシップソングが入っているもののようです。
by Yukiko
2012/03/15
カンボジアFESより祈祷課題が届いています!
毎月15日は世宣の日。
今日はカンボジアFESのために祈ってください。
スタッフのピセットさんは、カンボジア人初のスタッフで、カンボジアFESに重荷を持っておられる熱い方です。
ピセットさんより、以下のようなカンボジアFESの活動についてと祈祷課題とが届いています。
Prayer's Calenderには文字制限の都合上、一部の祈祷課題しか載せていません。
ぜひこちらに記載するその他の祈祷課題と合わせて覚えてください。
******************************************
<活動について>
現在、カンボジアFESでは以下の活動を行っています。
①英語クラス
→より多くの学生と広くかかわりを持つため
→この無料英語クラスに学生を招くことで、学生にアプローチをする”扉”となるため
②祈祷会
→現在、RUPPとRUFAという二つのキャンパスにおいて祈祷会が持たれています。また毎週土曜には学生センターにおいても祈祷会を持っています。こちらは学生センターでのプログラムなので、クリスチャンの学生だけが参加しています。私たちは祈祷会と同時に、聖書研究も共にしています。
<祈祷課題>
①神さまが私たちの英語クラスを用いてくださり、まだ信じていない学生たちに届いてくださるように。教師としてこのプログラムで働く、ピセットさん(カンボジア人スタッフ)とタティさん(インドネシア人宣教師)に知恵が与えられるようにお祈りください。
②RUFAでの祈祷会のために祈ってください。学生たちがFESのビジョンを持ち、彼らのキャンパスにおいて彼らの友人たちに手を差し伸べるように心動かされますように。私たちはこの祈祷会を3か月前から持っています。学生たちはテストや個人の用事で定期的に参加することができていません。主が学生たちに祈祷会に参加する時間を持つよう助けてくださり、また彼らの生活の優先順位においてキリストを第一に選び取ることができますようにお祈りください。
③主要な学生メンバーたちがそれぞれビジョンを掲げ、FESのミッションを持つことができるようにお祈りください。また、彼ら自身がそれぞれの大学への主の祝福となり、福音を分かち合うこと、小グループを導くことにおいて勇気をもって行っていけますように。
******************************************
by Yukiko
今日はカンボジアFESのために祈ってください。
スタッフのピセットさんは、カンボジア人初のスタッフで、カンボジアFESに重荷を持っておられる熱い方です。
ピセットさんより、以下のようなカンボジアFESの活動についてと祈祷課題とが届いています。
Prayer's Calenderには文字制限の都合上、一部の祈祷課題しか載せていません。
ぜひこちらに記載するその他の祈祷課題と合わせて覚えてください。
******************************************
<活動について>
現在、カンボジアFESでは以下の活動を行っています。
①英語クラス
→より多くの学生と広くかかわりを持つため
→この無料英語クラスに学生を招くことで、学生にアプローチをする”扉”となるため
②祈祷会
→現在、RUPPとRUFAという二つのキャンパスにおいて祈祷会が持たれています。また毎週土曜には学生センターにおいても祈祷会を持っています。こちらは学生センターでのプログラムなので、クリスチャンの学生だけが参加しています。私たちは祈祷会と同時に、聖書研究も共にしています。
<祈祷課題>
①神さまが私たちの英語クラスを用いてくださり、まだ信じていない学生たちに届いてくださるように。教師としてこのプログラムで働く、ピセットさん(カンボジア人スタッフ)とタティさん(インドネシア人宣教師)に知恵が与えられるようにお祈りください。
②RUFAでの祈祷会のために祈ってください。学生たちがFESのビジョンを持ち、彼らのキャンパスにおいて彼らの友人たちに手を差し伸べるように心動かされますように。私たちはこの祈祷会を3か月前から持っています。学生たちはテストや個人の用事で定期的に参加することができていません。主が学生たちに祈祷会に参加する時間を持つよう助けてくださり、また彼らの生活の優先順位においてキリストを第一に選び取ることができますようにお祈りください。
③主要な学生メンバーたちがそれぞれビジョンを掲げ、FESのミッションを持つことができるようにお祈りください。また、彼ら自身がそれぞれの大学への主の祝福となり、福音を分かち合うこと、小グループを導くことにおいて勇気をもって行っていけますように。
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by Yukiko
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