2012/06/15

ルーマニアのために祈ってください!


今月はルーマニアという国について見ていきたいと思います。


・ルーマニア共和国
面積:23万7500km2
人口:2127万5千人(2008)
公用語:ルーマニア語
宗教:ルーマニア正教会87% プロテスタント6% カトリック5% その他2%
(Wikipedia)

Webより。



プレカレにもあるようにルーマニアは「魔女」が力を持つ国で知られている。最近は芸能人や政治家をも巻き込んだ人気魔女が逮捕されるというスキャンダルも発生した。呪いを取り除くという名目で多額の金を受け取っていたのである。そして向こう側がおかしいと思い、関係を断ち切ろうとすると、「自殺に追い込む」などと言われ脅迫されたとのこと。

こうしたスキャンダルが今ルーマニア社会の問題となっている。

しかし、昨年一月には魔女を正規の職業と認め、16%の所得税などを課税するべきだという議論が国会で浮上するほど、魔女の社会的ステータスは高い。また魔女が秘儀で利益を得ることを禁ずる法案も出ようとしていたが、魔女たちがこれに対して反発し、呪いで政治家に報復すると騒ぎだしたらしい。結局これらは導入されずに終わった。

ルーマニアの人々の心には非常に根深く「魔女文化」が根付いている。最近の世論調査では、70%が「魔女の力を信じる」と回答し、「呪い」(60%)や「占い」(47%)、「魂の存在」(88%)などを信じる割合には年齢や学歴、貧富、居住地で大差はなかったという。

主に中・東欧諸国は共産主義政権下で宗教活動が制約された影響で、神に祈るよりも、占いや予言に救いを求める傾向が強いと言われている。そしてある社会学者は「ルーマニアはチャウシェスク時代の厳しい抑圧から解放された反動で、人々は心の空白を埋めるものを求めており、魔女がその隙間に入り込んだ。最近の経済不振による困窮がそれに拍車をかけているのでは」と見ている。
(朝日新聞2012年3月9日(金)国際面参照)


これらのことから覚えて祈りたい。

・ルーマニアの人々が魔女にではなく、唯一真の救い主イエス・キリストに救いを求めることができるように。

・ルーマニアのクリスチャンが大いに用いられて、大胆に福音を宣べ伝えることができるように。働き人も起こされるように。



by Yuki


2012/06/12

キニャルワンダ語に学ぶ

こんばんちは。

副委員長の諫山由紀子です。

私の好きな言葉に、「Kubabarira(クババリラ)」という言葉があります。

これはルワンダで話されるキニャルワンダ語の言葉です。


ルワンダはアフリカ大陸のここ、小さな国です


この言葉は、異なる二つの言葉から成り立っています。

その二つとは、「苦しむ」を意味する”Kubabara”という言葉と、「相手のために」を意味する”ir”という言葉。

出来あがった”Kubabarira”という言葉の意味は、「赦す」です。

赦しの本質を学ばされるような気がします。


ルワンダは有名な大虐殺(フツ族によるツチ族の虐殺)のあった国。

私が以前手にとった本に書かれていた、虐殺終息後、ツチ族のクリスチャンが自分の家族を殺したフツ人をゆるすシーンが常に思い出されます。

文面ですが、それまさに「相手のために苦しむ」ことだったと思います。


私が読んだ本は、イマキュレー・イリバギサというツチ族ルワンダ人で、3カ月間トイレにこもって大虐殺を逃れたクリスチャン女性が書いた「生かされて」という本です。

オアシスセンターやCLCでも見かけたことがあるかもしれません。

ぜひ読んでみてください。


by Yukiko