ジャカルタにある教会の祈祷会に招かれてきました。
Gereja Kristus Ketapang、クタパンキリスト教会です。
約1600人の会員がおり、日曜礼拝に出席する主なメンバーは1000人ほどです。
日曜学校の子供の数は約300人、5人の牧師と、6人のフルタイムワーカーがいます。
毎月火曜日の祈祷会は出席者30~60人の大規模な教会です。
インドネシアではここ数百年のうちに多くの教会が焼き討ちに遭いました。
日本でもニュースになり、耳にしたことがあるという人も多いと思います。
このクタパンキリスト教会もその一つで、中東のイスラムから刺激を受けたインドネシア人ムスリム(イスラム教徒)によって教会を焼かれました。
インドネシアのイスラムは他アジア諸国のイスラムや、中東のイスラムと比較してかなり温厚です。
一部のイスラム教徒は、(イスラム教ならではな)厳格さが著しくかけている、と言います。
また、(ムスリムとして)だらしがない、と言葉にする人さえいます。
そんなインドネシア人ムスリムの人々ですが、人口の80%以上を占める彼らの中には中東からの刺激によって過激派化するケースも少なくはないようです。
このクタパンキリスト教会も焼き討ちに遭い、教会が全焼しました。
教会員の祈りによって献金とまとまった大きな土地とが奇跡的に与えられ、今の教会を形作っています。
私たちが出席した祈祷会は、参加者はだいたい50人ほどでしょうか。
この教会は、教会派遣により国内外に多くの宣教師を派遣しているほか、教会による組織で国内のプアコミュニティ、農村コミュニティへの働きを大きく展開していますので、みなさんがとても熱心に耳を傾けてくださいました。
45分間の中で分かち合ったことは大きく分けて3つです。
①日本人若者クリスチャンのムーブメント
②日本の教会の祈祷課題
③震災の状況
①では全国規模の学生クリスチャンへのフェローシップをあげました。
CCC、KGK、Hi-b.a.です。
今では一番身近なKGKの活動や理念を紹介しながら、祈祷課題を挙げてきました。
また、「宗教を持たない日本人」について触れてきました。
現代都市こそ増えてはいるようですが、アジアの社会に出て宗教を何も持たないという人は基本的にはいません。
インドネシアでは、政府も含め多くがイスラム教徒ですが、イスラム教国家ではありません。
宗教の自由が認められ、5つの宗教(イスラム、プロテスタント、カトリック、ヒンドゥー、仏教)から1つを選択するようにと定められています。
みなさんのfacebookの写真を拝借しました。ありがとうございます。
②の日本の教会についてです。
日本の教会数(プロテスタントのみ)を挙げ、出席者数もあげました。
どの項目においてもそうですが、事情全部を説明し、理解に達してもらうことは無理です。
日本の諸教会が直面する、目に見える形での問題をピックアップしました。
もしこれ以上のことを祈る必要に召される方がいるなら、主がその機会を備えられるだろうという期待を持って。
経済の必要、奉仕者の満たし、牧会者の必要(献身者)、です。
身近に感じていただくために、私の母教会を例に挙げました。
ピックアップした祈祷課題の3つにおいて、まさに渇きを覚えている教会です。
そして、①のときにもあげましたが、異端の働きが活発な日本において、日本の教会が弱ることのないようにということも挙げました。
③の震災の状況について。
世界中でニュースにされとはいえ、日本人でさえも震災の痛みを忘れかけている点がうかがえる今日です。
youtubeにアップされた動画を編集し、地震と津波の様子を見せました。
私は震災ボランティアに行ったことがないので、実際に目で見たことをお伝えはできません。
クラッシュ・ジャパンで働く友人の話を思い起こしながら、特に日本の政府のために覚えて祈っていただけるよう強調しました。
本当に必要なことなんなのか、何を整えるべきなのか、主の知恵があるようにということを祈っていただきました。
そして多くの人が渇いています。
神がいるとすれば、なぜこのようなことに直面させられるのか?そのような反発的な疑問を抱えている人がいる反面、多くの人が「祈り」をささげています。
その祈りはどこへ向かうものなのか。
そんなことを一緒に想像していただきながら分かち合いました。
ユニセフが共有している動画です。
みなさんにもぜひ観てもらいたいのでシェアします。
日本語バージョンはこちら→
http://www.youtube.com/watch?v=liJPOxPT1-o
英語バージョンはこちら→http://www.youtube.com/watch?v=hQB-V6-DwWU
感謝が二つありました。
1つは、直前に通訳者がたてられたことです。
英語で準備をし、必要に応じて友人がインドネシア語へ通訳する、という予定でいました。
ところが祈祷会15分前に、茨城県で学び、12~14年間日本で暮らしたという教会員の男性にお会いしました。
大学で学んだほどですから、語彙力も豊富です。
友人の提案により、急遽私が日本語で、教会員の方が日本語からインドネシア語へ通訳という形に変更されました。
これはとても大きな力です。
日本語での発表により、予定になかった情報まで盛り込みながら腰を据えて語ることができました。
お仕事帰りでお疲れの彼でしたが、祈祷会中の通訳までしてくださり、みなさんの祈りに涙が出た私でした。
2つ目は、大きな献金をいただいたことです。
通常の祈祷会通りの献金の時でしたが、これをすべて働きのために、と言われたとき、そして部屋に帰って封筒を開けて、その額の大きさに驚きました。
祈り、相談を持って、これを分割して献金することにしました。
教会のみなさんは、由紀子さんの働きのために、と言ってくださいましたが、私は学生であり働きを持たないこと、そして祈りの中でどこでこの献金を必要とされているのかを考えた末に出た結論で、一部はクタパン教会への献金にしました。
一部はKGKへの献金にすることを決めました。主に地方地区をささげたいと願っています。
換金を含めて、この献金処理も残っています。
必要とされるところへふさわしく届けられますように。
祈祷会での奉仕のために祈ってくださった方、ありがとうございました。
by Yukiko
Gereja Kristus Ketapang、クタパンキリスト教会です。
約1600人の会員がおり、日曜礼拝に出席する主なメンバーは1000人ほどです。
日曜学校の子供の数は約300人、5人の牧師と、6人のフルタイムワーカーがいます。
毎月火曜日の祈祷会は出席者30~60人の大規模な教会です。
インドネシアではここ数百年のうちに多くの教会が焼き討ちに遭いました。
日本でもニュースになり、耳にしたことがあるという人も多いと思います。
このクタパンキリスト教会もその一つで、中東のイスラムから刺激を受けたインドネシア人ムスリム(イスラム教徒)によって教会を焼かれました。
インドネシアのイスラムは他アジア諸国のイスラムや、中東のイスラムと比較してかなり温厚です。
一部のイスラム教徒は、(イスラム教ならではな)厳格さが著しくかけている、と言います。
また、(ムスリムとして)だらしがない、と言葉にする人さえいます。
そんなインドネシア人ムスリムの人々ですが、人口の80%以上を占める彼らの中には中東からの刺激によって過激派化するケースも少なくはないようです。
このクタパンキリスト教会も焼き討ちに遭い、教会が全焼しました。
教会員の祈りによって献金とまとまった大きな土地とが奇跡的に与えられ、今の教会を形作っています。
私たちが出席した祈祷会は、参加者はだいたい50人ほどでしょうか。
この教会は、教会派遣により国内外に多くの宣教師を派遣しているほか、教会による組織で国内のプアコミュニティ、農村コミュニティへの働きを大きく展開していますので、みなさんがとても熱心に耳を傾けてくださいました。
45分間の中で分かち合ったことは大きく分けて3つです。
①日本人若者クリスチャンのムーブメント
②日本の教会の祈祷課題
③震災の状況
①では全国規模の学生クリスチャンへのフェローシップをあげました。
CCC、KGK、Hi-b.a.です。
今では一番身近なKGKの活動や理念を紹介しながら、祈祷課題を挙げてきました。
また、「宗教を持たない日本人」について触れてきました。
現代都市こそ増えてはいるようですが、アジアの社会に出て宗教を何も持たないという人は基本的にはいません。
インドネシアでは、政府も含め多くがイスラム教徒ですが、イスラム教国家ではありません。
宗教の自由が認められ、5つの宗教(イスラム、プロテスタント、カトリック、ヒンドゥー、仏教)から1つを選択するようにと定められています。
みなさんのfacebookの写真を拝借しました。ありがとうございます。
②の日本の教会についてです。
日本の教会数(プロテスタントのみ)を挙げ、出席者数もあげました。
どの項目においてもそうですが、事情全部を説明し、理解に達してもらうことは無理です。
日本の諸教会が直面する、目に見える形での問題をピックアップしました。
もしこれ以上のことを祈る必要に召される方がいるなら、主がその機会を備えられるだろうという期待を持って。
経済の必要、奉仕者の満たし、牧会者の必要(献身者)、です。
身近に感じていただくために、私の母教会を例に挙げました。
ピックアップした祈祷課題の3つにおいて、まさに渇きを覚えている教会です。
そして、①のときにもあげましたが、異端の働きが活発な日本において、日本の教会が弱ることのないようにということも挙げました。
③の震災の状況について。
世界中でニュースにされとはいえ、日本人でさえも震災の痛みを忘れかけている点がうかがえる今日です。
youtubeにアップされた動画を編集し、地震と津波の様子を見せました。
私は震災ボランティアに行ったことがないので、実際に目で見たことをお伝えはできません。
クラッシュ・ジャパンで働く友人の話を思い起こしながら、特に日本の政府のために覚えて祈っていただけるよう強調しました。
本当に必要なことなんなのか、何を整えるべきなのか、主の知恵があるようにということを祈っていただきました。
そして多くの人が渇いています。
神がいるとすれば、なぜこのようなことに直面させられるのか?そのような反発的な疑問を抱えている人がいる反面、多くの人が「祈り」をささげています。
その祈りはどこへ向かうものなのか。
そんなことを一緒に想像していただきながら分かち合いました。
ユニセフが共有している動画です。
みなさんにもぜひ観てもらいたいのでシェアします。
日本語バージョンはこちら→
http://www.youtube.com/watch?v=liJPOxPT1-o
英語バージョンはこちら→http://www.youtube.com/watch?v=hQB-V6-DwWU
感謝が二つありました。
1つは、直前に通訳者がたてられたことです。
英語で準備をし、必要に応じて友人がインドネシア語へ通訳する、という予定でいました。
ところが祈祷会15分前に、茨城県で学び、12~14年間日本で暮らしたという教会員の男性にお会いしました。
大学で学んだほどですから、語彙力も豊富です。
友人の提案により、急遽私が日本語で、教会員の方が日本語からインドネシア語へ通訳という形に変更されました。
これはとても大きな力です。
日本語での発表により、予定になかった情報まで盛り込みながら腰を据えて語ることができました。
お仕事帰りでお疲れの彼でしたが、祈祷会中の通訳までしてくださり、みなさんの祈りに涙が出た私でした。
2つ目は、大きな献金をいただいたことです。
通常の祈祷会通りの献金の時でしたが、これをすべて働きのために、と言われたとき、そして部屋に帰って封筒を開けて、その額の大きさに驚きました。
祈り、相談を持って、これを分割して献金することにしました。
教会のみなさんは、由紀子さんの働きのために、と言ってくださいましたが、私は学生であり働きを持たないこと、そして祈りの中でどこでこの献金を必要とされているのかを考えた末に出た結論で、一部はクタパン教会への献金にしました。
一部はKGKへの献金にすることを決めました。主に地方地区をささげたいと願っています。
換金を含めて、この献金処理も残っています。
必要とされるところへふさわしく届けられますように。
祈祷会での奉仕のために祈ってくださった方、ありがとうございました。
牧師、奉仕者、通訳者、友人たちと |
感動した!!!
返信削除感謝だね。
俺もインドネシア行きたい!!!
すげー!
返信削除おれらの今日明日の学内活動のために
ジャカルタの人が祈ってくれてるって、
なんか、すげー!
重要な働きを担ってくれてありがとう。
おつかれさま。^^
>かずさ
返信削除ほんと、神様の働きは偉大だぜ。
インドネシア、行ってくだせえ。
by Yukiko
>Knob
返信削除コメントありがとう。
みんなにもその場にいて一緒に感じてほしいくらい感動した。
by Yukiko